今回は、商社に勤務し、私の講座で約三年ほどビジネス英語を学んでいるRAさんの感想をご紹介したいと思います。RAさん（写真右側）は現在、BEWA（ビジネス英語ライティングアカデミー）上級ビジネス英語総合講座を受講中です。写真の場所は、沖縄の浜比嘉島のビーチ、「非常に海がきれいなところで、この時間帯になると海面にも月が映り月が二つあるように見えます」 とのことです。

　　『 私が林先生のビジネス英語講座を受講することになったのは、仕事で海外の企業とやり取りを行なうことになったため、という必要に迫られた上での極めて実際的な理由からでした。ビジネスの現場で鍛え上げた英語力をさらに複数の大学での様々な学問によって洗練させた林先生の講義は、講義を受けた翌日に 「この文を早速仕事で使ってみたい！」 と思うほどに実践的でありながら哲学的で学究的な側面もあり、かといって決して衒学的なものではなくあくまでビジネスに直結した内容で、仕事に役立つ上に大いに知的好奇心を刺激されるものでした。
　　講座の効果はすぐに現れ、受講開始直後から会社の先輩には 「急に英文メールが上達した」 と驚かれ、海外の担当者とのやり取りでも誤解が減りコミュニケーションが格段にスムーズになるほどでしたが、学習を続ける内に当初の目的とは全く別の意義をこの講座の中に見出すことになりました。
　　講座受講前の私は勉強・学問という言葉に対し、受験や仕事に必要だから仕方なくやる便宜的なもの、ややもすれば 「孤独」 「内向性」 なとど結びついてしまう陰鬱もの、として非常にネガティブな印象を抱いていましたが、上級の講座に進み自分の人生が変わり始めるにつれてそうした考え方がいかに皮相的で浅はかなものであったかに気が付かされることになりました。
　　上級ビジネス英語総合講座の英文解釈では、含蓄に富んだ難解かつ深遠な英文と格闘していく中で、言葉が直接示唆しているものに加えて間接的に暗示しているものや行間に隠れているものを探ることが、英作文では、単語はおろか冠詞の使い方まで吟味した上で文章を構成することが要求されます。そのような学習は、私にとって人間の思考を構成する要素である 「言語」 というものと徹底的に向き合うよい機会となりました。そうした言語そのものと対峙する学習を続けているうちに言葉に対する感覚が鋭敏になり、講座受講前よりきめ細かく、深い思考が出来るようになっていることに気がつきました。結果、英語力のみならず対話力や洞察力までもが高まり、これまで見えなかったものが次々と見え始めるようになり人生が以前とは比較にならないほど豊かなものになりました。
　　そして今では、以前勉強に対して抱いていた後ろ向きな感情は完全に払拭され、学問とは世界の見方を変え、人間としての底力を高めるとても楽しく極めて社会的なものである、という認識を持つに至っています。社会人としてのキャリアの比較的早い段階でそうした大切なことに気付かせて下さった先生には大変感謝しておりますが、その一方でもしそのような認識を持てずに社会人生活を続けていたらどれだけつまらない人間として人生を過ごしていたであろうか考えると恐ろしくもなります。とはいえ、学習を続ければ続ける程、ビジネス英語や言語の世界の奥深さを改めて思い知ることになり、学ぶとは、いかに自らが知らざるかを知ることという言葉の実感を、日々身をもって痛感しております。
　　定型表現や受験テクニックの暗記等の所謂 「知識」 の領域で学習を行なう授業は巷に数多くあるかも知れませんが、本講座のように、その知識を実社会でどう活かし、さらにそれを元にいかに物事を考えていくのかという 「知性」 の領域にまで踏み込んだ授業を行なう講座はそう多くあるものではないでしょう。仕事でビジネス英語を使う方はもちろん、実生活で英語を必要としない方にも思考力を高め、人生を豊かにする学問の場としてBEWAビジネス英語講座を推奨します。』

　　BEWAの全て講座は「ビジネス社会で生き抜く手段としての英語力の獲得」を目的としています。ビジネス社会で活用できる英語力の養成・指導、それがBEWA設立の目的・理念です。