BEWA講師ブログ

globalization と internationalizationとの違い

 2015年12月27日に『internationalization(国際化)とは』とのブログを掲載し、2014年12月16日に『globalization(世界化)とは』とのログを掲載いたしました。今回は、両ブログ記事を引用しながら、internalization(国際化)とglobalization(世界化)との違いについてお話したいと思います。

1)『internationalization(国際化)とは』(2015年12月27日掲載ブログ)より: 

 Oxford でinternationalizeを引きますと、

internationalize

1 make (something) international:

(何かを国際化する)

と記載され、そしてその例文として:

◆He has sought to deflect criticism from himself by trying to internationalize the conflict.

(彼は紛争を国際化 (internationalize) することによって批判を彼自身より逸らそうとした)

 更にinternational をOxford で引きますと、

international

 existing, occurring, or carried on between nations:

(国家間に於いて存在し、発生し、若しくは遂行される)

と記載され、そしてその例文として:

◆Globalization creates international trade laws that determine the cost and availability of lifesaving drugs.

(世界化 (globalization) は生命を救う医薬品の価格と入手に就いて定める国際取引法(international trade laws)を創造する)。

 以上、internationalization とは、internationalize すること。そしてinternational とは inter-national、即ち『国家間の或いは国家間に於ける』の意味、即ちinternationalize とは『「国家間の或いは国家間に於ける」如き様相を呈するようにする』の意味となります。

 internationalize とは『国家が他の国家と関係を持つようになることを基盤とする動詞』であることが分かります。即ち internationalizeする主体は厭くまで国家であって、そしてinternationalization とは『国が他国と関係を持つようになる動き』、国家より生じ他の国家に波及する関係に基づく概念であることが分かります。

2)『globalization(世界化)とは』(2014年12月16日掲載ブログ)より:

 Oxford でglobalizationを引きますと:

globalization

 the process by which businesses or other organizations develop international influence or start operating on an international scale:

(世界化:其れにより事業体もしくは他の組織体が国際的影響を及ぼす或いは国際的規模で業務を開始するところの過程

 と記載され、此処では the process by which businesses or other organizations の様に、営利事業体 もしくは 非営利事業体と、the process (当該過程)の対象が二分化されております。また、businesses or other organizations の記述より、globalization (世界化) とはあらゆる事業体を包含する概念であることが分かります。人は businesses or other organizations の何らかに係属し生活しております: globalization とは 『世界が国を取り込むようになる動き』 全ての人を包み込む現象 と云って宜しいでしょう。

 又、Longmanでglobalizationを引きますと:

globalization

 the process of making something such as a business operate in a lot of different countries all around the world, or the result of this:

(世界化:事業体の如きものを世界中多くの異なる国々に於いて操業せしめる過程もしくは此れによる結果)と、此処では、極めて明瞭に記述されております。使役動詞makeを用い、making something such as a business operate (事業体の如きものを世界中多くの異なる国々に於いて操業せしめる) と著し、globalizationによってそれら事象が惹き起こされることが述べられています。営業諸活動は言うまでも無く、ロジスティックス、サービス、システム等々、企業活動全てが複雑化・先鋭化していますが、これ等は全てor the result of this: (若しくは此れによる結果、即ち globalizationによる結果) と考えて宜しいように思われます。

 3)internationalization(国際化)とglobalization(世界化)との違い

 先ずは internationalization (国が他国と関係を持つようになる動き)が推進され、そして globalization (世界が国を取り込むようになる動き) に至り、そして、globalization なる時代のうねりは、今後加速度的に進むことが予期されます。globalization とはLongmanの云うように the process by which businesses or other organizations develop international influence or start operating on an international scale (世界化:其れにより事業体もしくは他の組織体が国際的影響を及ぼす或いは国際的規模で業務を開始するところの過程)、process 即ち過程なのであって、globalization がもたらす社会的、世界的変遷の過程:世界が国を取り囲み、国が世界に収斂する過程は・・・・今後加速度的に進んで行くことになるでしょう。

  凡そあらゆる事業体・企業活動をglobalization (世界化)が包み込む中で、企業活動の根幹に英語が位置し、企業英語は確実にそして加速度的に高度化・先鋭化されて行くことになります。globalizationを担っているのは英語です。

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2016/01/10 英語一般   林 行雄

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