日本語では:
桜田太郎です。
が、英語では、
I am Taro Sakurada.
或いは、
My name is Taro Sakurada.
と、なります。
普通、
「私は、桜田太郎です」
とは云わないでしょう。
「桜田太郎です」 或いは
「桜田太郎と申します」
等、まるで別の人を紹介するが如く、己を紹介をしたり致します。
自己主張を避ける。多分、それが他者と接する際の日本語の倫理感なのでしょう。
日本語は、どうやら 「・・・世間様のお蔭・・・」 から始まっているようです。
ここで:
「私は桜田太郎です」
の、「私は」 は係助詞、「私に関しては」 の意味です。
そして格助詞 の「が」を用い、「私が」 となると、簡単には使用例が思いつかないほど、縁の浅いものとなります。
一例として、
「あのとき、私が云ったじゃないか」
を、思いついたのですが、この 「が」 は相当意味の強いものであることは自明でしょう。
一方:
「武蔵が国の住人、桜田太郎衛門と申す」
の、如き「が」の使用例は、時代劇等で何度も聴いたような気がしませんか?
この 「武蔵が国の住人」 の 「武蔵が」 が主語ではないことも自明でしょう。
説明の都合上、本ブログに於いても 「私は・・・・」 等、主語として記述することとなりますが、
先ずは:
「日本語には本来的に主語は存在しない」
と、いうことを認識しておきましょう:このことが、主語から成る言語:英語を分かり難くしている最大の原因かもしれません。
本ブログ 「 英語の基礎の基礎 」 は、このように立ち上げは致しましたが、先の見通しなく書き始めております。多少、続いたにせよ、いつプッツリ終了となるかも知れませんし、今回のブログを以って是にてお終いなんてこともあるかもしれません。その節は何卒ご容赦頂きたく・・・
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