BEWA講師ブログ

No.8: pleased とpleasing

さて、前回ブログでお話したsurprised と surprising に続き、
今日は、
 34) We were pleased at the result.
の pleasedと
 35) We had a pleasing result.
の surprising との違いとその理由について考えてみます。
先ず、
 36) They pleased us with the result. より、その受動態を考えると
      ↓
 37) We were pleased at [with] the result (by them).
      ↓
 34) We were pleased at the result.
なる英文が現れます。次いでpleasing に就いては:
 38) We had a result which pleased us.
      ↓
 39) We had a result (which was) pleasing (us).

 35) We had a pleasing result.
と考えることができます。次回のブログにて本シリーズも総括となりそうです。

ところで、「英語を英語で考える」 とか 「英語を英語で理解する」 とか、たまに聞きますが、これほど非論理的な言葉使いも凡そ考えられません。
 論理学的に云えば:      SをSで理解する → 同語反復、命題が成立せず。
 法律学的に云えば:      主体と客体が同じ → 債務関係を論じ得ず。
 現象学的に云えば:      己と意識の対象を認め得ず → 認識不能。
 街の豆腐屋さん的に言えば:豆腐を豆腐で考える?豆腐を豆腐で理解する?→+ ∞ ?

  『例示』 と 『説明』 とは全く異なります。BEWA は、『単に英文を例示して説明に代える』ようなことは一切いたしません。
  日商ビジネス英語検定3級受験に対応しながら、これからビジネス英語を学ぼうとされる方を対象とした「ビジネス英語ビギナーズ講座」を近々開講致しました。講座は日曜日14:10~15:30、ビジネス英語初心者がストレスなく学べる内容となっておりますが、内容はズバリ実務に直結しており、其のまま職場で応用できるものです。まずはご見学に御出で下さい。

2012/09/16 ビジネス英語   林 行雄

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