BEWA講師ブログ

春花ちゃんとプッチ

  先日、或る生徒さんから嬉しいメールを頂きました。其処には:   『春花ですが、先生の仰るように脳の回路が繋がってきたようです。目を見開いたり、表情がよく変わるようになりました。プッチにおやつを取られないように、急いで食べたりするようになりました。ある時、偶然トイレに入ったので褒めちぎったら、何か閃いたようで、誇らしそうに出たり入ったりしてます。それ以来粗相をせず、私の指差し合図でトイレに入っております。自分の判断でいろいろなことがやれそうになってきました。脳への刺激は大切ですね。今年は一年かけてフセの練習をしてみたいと思っています。』 と、書かれておりました。  私は次のように返信致しました:   『春花ちゃん、どうやらコミュニケーションに係る部位(人間の言語野に相当する部分)の脳神経回路が繋がり始めたようですね。良かったですね。「初めて何か閃いた」と云うところが、人間の子供で云えば「ママ」とか「まんま」とか「ごはん」とか云う言葉と事物との繋がりが、初めて掴めたというところなのでしょう。多分、フセとかチンチンとか徐々に理解するようになると思います。ワンコもニャンコも、元々、人間に比べれば脳で扱う情報量がとても少ないですし、数学とか英語とか歴史とかを理解したり覚たりするわけでもないですから、そうこうするうちに、普通のワンコと殆ど変らなくなる或いは全く同じになるような気もします。フセを覚える辺りから、コミュニケーション能力が格段に向上するかもしれません。楽しみながら頑張ってください。』   

  春花ちゃん(写真向かって左側の小さい方のワンコ)は元々綺麗な可愛いワンコなのですが、事情があり2年半も飼い主とのコミュニケ―ションの全くない環境にいました。其の後、心優しい生徒さんが、元々飼っているプッチの御友達として一緒に楽しく暮らしています。春花ちゃんもプッチも、毎日、散歩に連れて行ってもらってとても幸せそうです。

2012/03/30 エッセイ、他   林 行雄

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