BEWA講師ブログ

次の開発製品:1

「御社は当社の次の開発製品を何にすべきとお考えですか」
を英訳してみましょう。

まず「当社は次の開発製品を何にすべきか?」を考えますと:
まず、一番すっきりしたところで:
  1)What should we develop next? となります。
次に:
  2)What new product should we develop? も可能です。
更に:
  3)What kind of new product should we develop? も可能です。
そしてここで、「当社は次の開発製品を何にすべきか?」の日本語と極めて等価的英語を考えますと:
  4)What should we develop as our next product?となります。さて、ここに「お考えですか」を挿入すると:
  1)What should we develop next?
          ↓
  5)What, would you think, we should develop next? 

  2)What new product should we develop? 
          ↓
  6)What new product, would you think, we should develop next?

  3)What kind of new product should we develop?
          ↓
  7)What kind of new product, would you think, we should develop?

  4)What should we develop as our next product?
          ↓
  8)What, would you think, we should develop as our next product?
 5)、6)、7)、8)すべての英文に於いて疑問文が肯定文として表されていますが、これは付属疑問節と云われるもので、複文中では疑問文は肯定文に変換することとなります。

  5)What, would you think, we should develop next? が一番すっきりしていますが、他も可能です。
さて:
  What, do you think, we should develop next product? なる誤答が御座います。この文章を如何に変えれば、正しい英文となるのでしょうか? 考えてみましょう。

  メールの文章は、そのまま取引相手先の PC に残ります。訳も分からず、英文を作成しメールすることは、非常に危険な行為と云わざるを得ません。ビジネス英語とは商売用の言語。その意味で、日本のお客様にお送りする和文のビジネスメールとなんら変わるところは御座いません。英文メールの誤謬により、取引上の齟齬・錯誤が生じ取引先に損害を与えた場合、原因 (錯誤の原因となったメール) は追究するまでもなく、相手方の PC に保存されております。会社人生は、その瞬間に終わるかもしれません。 BEWAでキッチリした英文、本物のビジネス英語を学びましょう。講座見学 (一回無償) に御出で下さい。

2012/02/20 ビジネス英語   林 行雄

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