BEWA講師ブログ

板書 No.24 消えぬ爪痕

「大人の為のやり直し英語講座」の教材に:
向こうの電車に乗れば秋葉原に着きます。
( ① will  ② the  ③train ④ there ⑤ over ⑥ take ) you to Akihabara.
と云う設問が御座います。
ところが解答として:
  Take the train over there, will take you to Akihabara.
なるものが上がりました。これは間違いで、正解は:
  The train over there will take you to Akihabara. となるのですが、
       S      V    O
誤答の:
  Take the train over there, will take you to Akihabara.
には、数年間通ったと云う英会話の深い爪痕が感じられます。
二つの文章が接続詞無しに繋がり、更に、二つ目の文章には主語が御座いません。構文の意識の全くない、脈絡の無い文章です。
設問の意図とは離れますが、この誤答も:
  Take the train over there, and it will take you to Akihabara.
とすれば、正しいものとなります。
  しかし、論理を度外視した英文を、企業ビジネスの現場に持ち込むことは到底不可能でしょう。ビジネスライティングに際して、是に類する姿勢で臨むとすれば、其れはぞっとするほど恐ろしく、危険なことでしょう。取引上の錯誤・損害が生じたならば、賠償を提起し得るメール文書は、其のまま、取引先のパソコンの中に存在しています。
  時間と金銭を費やした数年間。とても楽しかったならばたいへん結構なことですが、費やされた時間は戻りません。それは、人生に於いて、決定的な意味をもつ時間だったのかもしれません。

  原因が分かれば方法は御座います。BEWAでキッチリ正しく、楽しく勉強しましょう。BEWAは社会人の真摯なる学びの場。BEWAで学べばこれまで見えなかったものが見えるようになります。ツマラナカッタ英語学習が楽しいものとなります。講座見学一回無料。

2012/02/18 板書シリーズ   林 行雄

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