SA君にビジネス英語の指導を始めてから、もうじき満四年と云うところでしょうか。SA君は企業の技術者で、現在BEWA（ビジネス英語ライティングアカデミー）上級総合ビジネス英語講座で学んでいます。英語の勉強も近頃ノリノリとまでは行かないまでも、とても楽しそうです。今回、感想文を書いてくれました。読みながら「え～」とか思っていますが、以下にご紹介いたします。写真はシンガポールにて撮影とのことです。

　　『 私は以前外資系の会社の契約社員をしていました。ある時その会社の正社員の採用試験を受ける事となり、面接対策として英会話スクールに通い始めました。学生時代から勉強と云うものに受身だった私は、とにかく授業を受けていれば上達すると思っていて、週5日以上、半年ほどスクールに通っていました。しかし、英会話のクラスでは、全く上達しないどころか、進歩の見えない自分が嫌になり、英語と言うものもどんどん嫌いになっていきました。　　結局採用試験にも落ち（今は或る日本企業の正社員です）、英語に対するモチベーションも無いままに何年間も週1回ほどのペースでだらだらと通っていたところ、スクールのポイントの有効期限が迫って来たため、スクールで特別高価な（他の四倍）林先生の講座を始めました。それは単にポイントを使い切る為だけの目的でした。
　　先生の講座では、英会話のような雰囲気は全く無く、進学塾のようだと感じました。基礎の基礎からとてもわかり易く教えて頂ける半面、毎回、家で勉強するようにと言われたため、当時英語に対して、全くモチベーションが無かった私にはつらい講座でした。そのうち我慢できなくなり辞めようと思った時、なぜ「林先生が何の得もしないのに、私に「本気で勉強しろ」と云い続けるのか」考えるようになりました。生徒に嫌われても先生には何のメリットも無いはずですし、むしろデメリットの方が多いと思います。それでも厳しい言葉を言って下さるのはなぜだろうと考えたとき、本気で私を育てようとされていると云う事に気づきました。
　　それからは、先生の言葉を素直に受け止めるようになり、先生の気持ちに応えたいと思うようになりました。それまで本気で勉強をしたことが一度も無かったため、やる気になっても何をして良いか分からなかったのですが、先生に言われるままに、毎日長時間、一年ほど勉強を続けるうちに、英検準1級を取ることも出来ました。今は、ビジネス英語のライティング、リーディングも出来るようになりました。私は嘗て好きな事だけをやり、まともな努力もして来ませんでした。英検準1級も最初は全く分からず、取れるとも思っていませんでした。しかし合格したいま、努力の仕方も分かり、辛くても逃げずに努力する事の大切さを、身をもって理解する事が出来ました。
　　まだまだ英語はわからない事だらけで、これからと思っておりますが、今では英語のニュースも楽に読めるようになり、海外旅行も怖くなくなりました。海外出張にも早く出たいです。厳しい先生なので、怠けていたり、やる気が無い時は辛いですが、これからも先生を信じてついて行こうと思っています。』

　　BEWAの全て講座は 「ビジネス社会で生き抜く手段としての英語力の獲得」 を目的としています。ビジネス社会で活用できる英語力の養成・指導、それがBEWA設立の目的・理念です。