BEWA講師ブログ

板書シリーズNo.36:同格のthat と名詞節を導くthat

前回ブログに続き同格の that に就いてもう少しご説明してみようと思います。

白板には:

1)You will be surprised to know the fact that it really is so.  

2)                that it really is so.

と書かれておりますが、実際は、

1)You will be surprised to know the fact that it really is so.  

 『其れが本当にそうであると云う事実を知って貴方は驚くことでしょう』  

2)You will be surprised to know that it really is so.   

 『其れが本当にそうである事を知って貴方は驚くことでしょう』  

と、なります。これら意味上の違いは何処から来るのでしょうか?

それは1)は、

You will be surprised to know  the fact  that it really is so.  

                名詞句  名詞節(其れが本当にそうであるという事)

であって、the fact 以下のみを書きだせば、   

the fact  that  it really is so.

名詞句  名詞節(其れが本当にそうであるという事)

であり、此処で that は同格としての節を導く接続詞として機能しています。

此処で、同格についてごく簡単に御説明すれば、

the fact          =     that  it really is so.

名詞句(其の事実)   =    名詞節(其れが本当にそうであるという事)

となります。一方2)は、

You will be surprised to know that it really is so.   

と、that it really is so が、単に know の目的語として機能し、 that は単に名詞節を導く接続詞として機能しているに過ぎません。

此の様に、同格として節を導く that は、単に名詞節を導く that とも、関係代名詞の that  ともとても混同し易く、正しく解釈し、作文する為には其の使用法に就いて相応の注意が必要とされます。

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2018/07/27 板書シリーズ   林 行雄

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