BEWA講師ブログ

so that 構文と too to 構文:その2

4月14日ブログにて:
 1)The church is too important to be left unrepaired.
  (彼(か)の教会は修理されぬままに放置されるには余りにも大切である)
       ↓
 2)The church is too important that is to be left unrepaired.
  (修理されずに放置されている彼の教会は余りにも大切である)
       ↓
 3)The church is too important that you are to leave unrepaired.
       ↓
 4)The church is so important that you cannot leave it unrepaired.
(彼の教会はとても大切なので修理されぬままに放置することは出来ない)
についてお話しました。
 ここで2)の英文:
 2)The church is too important that is to be left unrepaired.
      ↓ 2)の The church is too important の部分を倒置して
 5)Too important is the church that is to be left unrepaired.
 とすれば関係代名詞thatが分かり易くなるでしょう。ここで too を so に置き換えますと:
 6)So important is the church that is to be left unrepaired.
となり、ここで倒置した補語と主語とを元の位置に戻し、that 以下の節を能動態にしますと:
 4)The church is so important that you cannot leave it unrepaired.
 に戻ります。主文の主語 The church とは別に従属節の主語 you が現れ、that が関係代名詞より接続詞に変化し、leave の目的語として it が現れたと考えることも可能でしょう。ここでお話を戻し:
 1)The church is too important to be left unrepaired.
の英文では、受動態から成る不定詞句 to be left unrepaired の理解が、英文解釈の鍵となりますが、日本人の英語の弱点は「受動態の不理解」に代表されるものと考えております。詳しくは著書「ビジネス英語の真髄」(ビジネス英語スタート講座副本)をご覧ください。
 前回に併せ今回ご紹介したお話は、先日、BEWA英検2級講座にて展開致しました。現在、受講生は全員社会人、皆、とうの昔に二級は取得しております。

  BEWAで行われている英検講座は、企業で現実に用いられているビジネス英語の習得に求められる基礎力養成も目的としております。講座受講を通し英語の本質の理解に迫ります。BEWAで、目の覚めるような講義をご覧ください(ご見学一回無償)。

 

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2011/04/19 英語一般   林 行雄

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