今日は、「此処は彼が生まれた場所です」の英訳文について考えようと思います。
「此処は彼が生まれた場所です」は、基本的には、
7)This is the place where he was born.
と、英訳でき、是は、
7)This is the place where he was born.
↓
8)This is the place in which he was born.
↓
This is the place which he was born in.
↓
9)This is the place he was born in.
とも、書き表すことが可能です。
此処で、7)の where は関係副詞、8)のwhich は関係代名詞の目的格ですが、
英文、7)、8)、9)中の従属節:
where he was born
in which he was born
he was born in
は、其々、何節(名詞節?、形容詞節?、副詞節?)なのでしょうか。考えてみましょう。
ところで、「英語を英語で考える」 とか 「英語を英語で理解する」 とか、たまに聞きますが、これほど非論理的な言葉使いも凡そ考えられません。
論理学的に云えば: SをSで理解する → 同語反復、命題が成立せず。
法律学的に云えば: 主体と客体が同じ → 債務関係を論じ得ず。
現象学的に云えば: 己と意識の対象を認め得ず → 認識不能。
街の豆腐屋さん的に言えば: 豆腐を豆腐で考える? 豆腐を豆腐で理解する? → ??
→ ??? → + ∞ ?
更に、『例示』 と 『説明』 とは全く異なります。例示とは或る事象に係る用例の単なる表示(事象の一端:或る個人的体験の表示)、説明とはその理解の開示(経験と事象の把握を踏まえた集約的見地の開示)です。千通りの例示とは千通りの個別的体験の表示でしょう。千人の日本人が 「が」 と 「は」 或いは 「を」 と 「に」 等に就いて、千通りの 例示 を行い、千通りの 感想 を述べたとしても、さして不思議なことでもないでしょう。
BEWA は、「例示」 を 「説明」 に代えるようなことは一切致しません。BEWAで学べば、みえないものがみえるようになります。ツマラナカッタ英語学習が楽しくなります。そして、職場で用いるビジネス英語が無理なく理解でき、使えるようになります。講座見学に御出で下さい。。
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