先日掲載致しました:
As requested, As + 過去分詞総括
なるブログ、多くの方々にご覧頂き誠に有難うございます。
此処で、急遽、既にお話した:
A) As requested
B) As mentioned
C) As agreed
に加え、
D) As illustrated
E) As stipulated
の使用例についてもご説明することと致しました。as illustrated, as stipulated は、共に、非常に使い勝手のよい表現と考えられます。
まず、
D)As illustrated に就きましては:
4)As illustrated, the engine is air-cooled.
↓
The engine is air-cooled, which is illustrated.
↓
The engine is air-cooled as is illustrated.
↓
The engine is air-cooled as illustrated.
↓
4)As illustrated, the engine is air cooled.
と、考えることができ、従って:
As illustrated in our website, the engine is air-cooled with fans.
「当社ウエブにて図解の如くエンジンはファンにて空冷されております」も、当然にして可能となります。
また、
E)As stipulated に関しましては:
5)As stipulated, shipment shall be made within 30 days after receipt of
order.
↓
Shipment shall be made within 30 days after receipt of order, which is
stipulated.
↓
Shipment shall be made within 30 days after receipt of order as is
stipulated.
↓
Shipment shall be made within 30 days after receipt of order as
stipulated.
↓
5)As stipulated, shipment shall be made within 30 days after receipt of
order.
と、考えることができ、従って:
As stipulated in our Agreement of July 30, shipment shall be made within
30 days after receipt of order.
「7月30日付の契約書に規定の如く、出荷は受注後30日以内に為されるものとする」も、当然にして可能となります。
As agreed 等を、くれぐれも 「発生原因・理由不明なる熟語」 とはお考えにならないように・・・ As ~ed(過去分詞(受動態分詞)) は、論理構造が明瞭な副詞句です。そしてAs ~ed の論理を理解すれば、As requested で代表される如き、As ~ed (過去分詞(受動態分詞)) なる副詞句は、極めて幅広く応用可能、且つ、大変便利な表現手段としてビジネスの現場で正しく、且つ、有効に用いることができます。
ところで、
「英語を英語で考える」 とか 「英語を英語で理解する」 とか、たまに聞きますが、これほど非論理的な言葉使いも凡そ考えられません。
論理学的に云えば: SをSで理解する → 同語反復、命題が成立せず。
法律学的に云えば: 主体と客体が同じ → 債務関係を論じ得ず。
現象学的に云えば: 己と意識の対象を認め得ず → 認識不能。
街の豆腐屋さん的に言えば:豆腐を豆腐で考える?豆腐を豆腐で理解する?→+∞?
更に、『例示』 と 『説明』 とは全く異なります。例示とは或る事象に係る用例の単なる表示(事象の一端:或る個人的体験の表示)、説明とはその理解の開示(経験と事象の把握を踏まえた集約的見地の開示)です。千通りの例示とは千通りの個別的体験の表示でしょう。千人の日本人が 「が」 と 「は」 或いは 「を」 と 「に」 等に就いて、千通りの 例示 を行い、千通りの 感想 を述べたとしても、さして不思議なことでもないでしょう。
BEWA は、「例示」 を 「説明」 に代えるようなことは一切致しません。BEWAで学べば、みえないものがみえるようになります。ツマラナカッタ英語学習が楽しくなります。そして職場で用いるビジネス英語が無理なく理解でき、使えるようになります。講座見学に御出で下さい。