BEWA講師ブログ

文末の前置詞:No.6

文末の前置詞:No.6

前回のブログに、
 3)This hotel is too expensive to stay at.
        ↓ 
   This hotel is too expensive at which I am to stay.
とし、この続きについて考えてみましょう。
また、従属節at which I am to stay at
の、am to は何なのでしょう。考えてみましょう と書きました。
ここで、先ず初めに、at which I am to stay at
の am to については、be to 表現に於ける「可能」を表しています。詳しくは、私のブログ、
http://yblog.nbewa.com/category/1160419-2.html
板書シリーズ「No.19: be+to+動詞原形の表すもの」をご覧ください。 
此処で本題に戻りますと:
 3)This hotel is too expensive to stay at.
        ↓ 
   This hotel is too expensive at which I am to stay.
        ↓
   This hotel is too expensive which I am to stay at.
        ↓
   This hotel is too expensive I am to stay at.
        ↓
   This hotel is too expensive for me to stay at.
        ↓
 3)This hotel is too expensive to stay at.
と、考えることができます。
さて次に、「これは働くのに良い会社です」を英文にしてみましょう。

ところで、「英語を英語で考える」 とか 「英語を英語で理解する」 とか、たまに聞きますが、これほど非論理的な言葉使いも凡そ考えられません。
 論理学的に云えば:      SをSで理解する → 同語反復、命題が成立せず。
 法律学的に云えば:      主体と客体が同じ → 債務関係を論じ得ず。
 現象学的に云えば:      己と意識の対象を認め得ず → 認識不能。
 街の豆腐屋さん的に言えば:豆腐を豆腐で考える?豆腐を豆腐で理解する?→+ ∞ ?

  更に、『例示』 と 『説明』 とは全く異なります。例示とは或る事象に係る用例の単なる表示(事象の一端:或る個人的体験の表示)、説明とはその理解の開示(経験と事象の把握を踏まえた集約的見地の開示)です。千通りの例示とは千通りの個別的体験の表示でしょう。千人の日本人が 「が」 と 「は」 或いは 「を」 と 「に」 等に就いて、千通りの 例示 を行い、千通りの 感想 を述べたとしても、さして不思議なことでもないでしょう。
  BEWA は、「例示」 を 「説明」 に代えるようなことは一切致しません
BEWAで学べば、みえないものがみえるようになります。ツマラナカッタ英語学習が楽しくなります。そして、職場で用いるビジネス英語が無理なく理解でき、使えるようになります。講座見学に御出で下さい。

 

 

 

 

 

 

  

2013/01/24 ビジネス英語ビギナーズ文法   林 行雄

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